自分で地デジアンテナの取り付け やってみた! その②
地デジアンテナの設置
地デジアンテナの取り付けにかかります。
まずは屋根裏の状況を自宅の2階寝室にあるクローゼットの上部に、屋根裏へつづく小さな入口があり、そこから屋根裏に入ります。
すぐにeo光の配線を発見しました。これが分配器です。
この分配器の白いケーブルのところから電波を取り込んでいるので、新しいアンテナとつなげるだけです。
地デジアンテナUAD1900を屋根裏に持ち込み、配線を施して縦型のまま置いてみます。このアンテナにはもともと壁に取り付けるためのいかつい金具がついています。しかし、壁に取り付けず、置くだけの場合も想定しており、スタンドも付属しています。
まずは、もっとも受信感度がよくなる方角を探すために向きを変えるだろうと、そのまま置いてみます。
そして、テレビで感度をチェック。
「あれ、映らない・・・」
「うんうん、アンテナの方角が悪いんだろう。」
気を取り直してアンテナを東西南北いろいろな方角に向けて感度をチェックしましたが、ほとんどの局が映らず、かろうじて映る局もとぎれとぎれ・・・。
私の自宅は最寄の電波塔から25kmほどの距離にあり、電波が強い地域でもありませんが、特段弱い地域というほどでもありません。
嫁からのプレッシャー
「もしかしたら、自分の選択は間違っていたのでは・・、業者に頼んでおけばよかった?」と思いはじめながら、いったん作業を中断し、リビングで休憩していると、我が家の総監督である嫁が状況を聞いてきます。
嫁「どうなん、アンテナいけそう?」
私「うん、まだ途中やけど、ちょっと電波が途切れたりするねん」
嫁「もし、うまくいかんかったら、アンテナ代自腹な!
ヤフオクで売り払うんやで!」
と心地よいプレッシャーをかけてきてくれました。
最終的な設置方法
気を取り直して、アンテナの設置を再開。
それまでは私独りでの作業でしたが、受信感度をテレビを見ながらチェックしてもらうのは嫁に頼みました。
私は屋根裏でひたすらいろいろな方角を試してみます。最終的に横向きにし、できるだけ天井に近い高い位置に持ち上げると、非常に高い感度を示すことがわかりました。
高い位置であれば、近隣の家の屋根による電波の干渉が少なくて済むと思われます。
さて、次はどうやってアンテナを固定させるか、です。柱にアンテナを固定させることも考えましたが、手間がかかります。
そこで、丈夫なバンドを使って天井から吊り下げることを思いつきました。
その状態がこれです。
これなら、高い位置で保持することができます。
また、下の写真が電波の受信状況です。
いずれも余裕で視聴できるレベルのようです。
ちなみにeo光チャンネルは見られなくなってしまいました。
感想
試行錯誤でしたが、自分で地デジアンテナを設置して大正解でした。まったく支障なく地デジ放送が視聴できますし、工事代も節約することができました。今回かかった費用は材料代約13000円です。
わずかですが毎月支払っていたテレビの代金も削減すことができます。
地デジアンテナの性能も思いのほか高く、助かりました。
地域やご家庭の状況にもよりますが、DIYが得意な方は自分で地デジアンテナの設置は検討する価値あるかもしれません。